擁壁とは
- 6月28日
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擁壁を一言でいうと
擁壁とは、高低差のある土地で、土が崩れないように支えるための壁状の構造物のことです。
道路より敷地が高い土地、隣地との間に段差がある土地、傾斜地に建物が建っている土地などで見られることがあります。
擁壁の基本的な意味
擁壁は、土地の高低差を支えるために設けられる構造物です。
コンクリート、鉄筋コンクリート、間知ブロック、石積みなど、さまざまな形式があります。見た目は単なる塀のように見えることもありますが、実際には土地を支える重要な役割を持っている場合があります。
擁壁がある土地では、その擁壁が安全な状態か、建築当時の確認資料があるか、現在の建築計画に影響しないかを確認することが大切です。
古い擁壁では、ひび割れ、ふくらみ、水抜き穴の不足、傾き、劣化などが見られることがあります。状態によっては、建物の建替えや売却時に、補修・再築造・調査が必要になる場合があります。
実務で問題になりやすい場面
擁壁が問題になりやすいのは、高低差のある土地や古家付き土地を売却する場面です。
売主側は、長年そのまま使ってきた土地であっても、買主側や金融機関、建築会社が、擁壁の安全性や再建築時の扱いを確認することがあります。
たとえば、古い擁壁がある土地で買主が建替えを検討する場合、現在の擁壁をそのまま使えるのか、補強や造り替えが必要なのかが問題になることがあります。擁壁工事が必要になると、費用や工期に大きく影響する場合があります。
また、擁壁の所有者や管理責任が分かりにくいケースもあります。自分の敷地内にある擁壁なのか、隣地側の擁壁なのか、道路との関係で誰が管理するものなのかを確認する必要があります。
東京の不動産で注意したいポイント
東京では、坂の多い地域や高低差のある住宅地で、擁壁が関係する不動産があります。
特に、古い住宅地では、建築当時の擁壁資料が残っていない、検査済証が確認できない、現在の基準で見ると安全性の確認が必要になるといったケースがあります。
また、隣地との高低差が大きい土地では、建替え時に建物の配置、基礎、造成工事、排水計画などに影響することがあります。擁壁の状態によっては、建築会社や金融機関が慎重になる場合もあります。
東京の相続不動産では、所有者が擁壁の詳細を把握していないこともあります。古家付き土地や空き家を売却する前に、擁壁の位置、状態、所有関係、建築への影響を確認しておくことが大切です。
擁壁を確認するときに見たいこと
擁壁を確認するときは、まず現地で擁壁の位置と状態を確認します。ひび割れ、傾き、ふくらみ、ずれ、水抜き穴、排水状況、植栽の根の影響などを見ておくことが大切です。
次に、擁壁が自分の敷地内にあるのか、隣地や道路との境にあるのかを確認します。境界や所有関係が曖昧な場合、売却や工事の前に整理が必要になることがあります。
あわせて、建築確認資料、検査済証、造成工事の資料、過去の測量図、役所で確認できる資料などを確認します。古い土地では、資料が残っていない場合もありますが、分かる範囲で整理しておくことが大切です。
売却や建替えを検討する場合には、建築士、土地家屋調査士、造成や外構に詳しい業者、不動産会社などに確認しながら、擁壁の扱いを整理することがあります。
関連する用語
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古家付き土地
空き家
建築確認
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再建築不可
接道義務
道路幅員
境界
確定測量
越境
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東京 ☓ 再建築不可 ☓ 私道
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擁壁は、言葉の意味を知るだけでなく、構造、劣化状態、所有関係、境界、建替えや売却への影響を確認することが大切です。
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