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ローン特約とは

  • 6月28日
  • 読了時間: 5分

ローン特約を一言でいうと

ローン特約とは、不動産の買主が住宅ローンを利用して購入する場合に、一定の条件のもとで融資の承認が得られなかったとき、売買契約を白紙解除できることがある特約です。

不動産売買では、買主が自己資金だけで購入するとは限りません。

多くの場合、住宅ローンなどの融資を利用して購入します。

そのため、売買契約を結んだ後に住宅ローンの本審査が通らないと、買主が残代金を支払えなくなることがあります。

このような場合に備えて、契約書にローン特約を入れることがあります。


ローン特約の基本的な意味

ローン特約は、買主が住宅ローンを利用する場合に、融資が承認されなかったときの扱いを定める特約です。

売買契約を締結した後、買主は金融機関に住宅ローンの申込みを行います。

その結果、契約書で定めた期限までに融資承認が得られなかった場合、ローン特約に基づいて契約を解除できることがあります。

この場合、契約が白紙解除となり、買主が支払った手付金が返還される扱いになることがあります。

ただし、ローン特約が使えるかどうかは、契約書の内容や買主の対応状況によって変わります。

たとえば、買主が必要な手続きを行っていなかった場合や、契約内容と異なる条件でローンを申し込んでいた場合などは、問題になることがあります。

ローン特約は、買主を保護する意味がある一方で、売主にとっても契約が解除される可能性に関係する重要な条項です。


実務で問題になりやすい場面

ローン特約で問題になりやすいのは、融資承認の期限と、解除の手続きです。

契約書には、ローン承認取得期限やローン特約による解除期限が定められることがあります。

買主が期限までに融資承認を得られなかった場合でも、所定の方法で解除の意思表示をしなければ、特約による解除が認められるかどうかが問題になることがあります。

また、どの金融機関に、いくらの借入れを申し込むのかも重要です。

契約書に記載された内容と異なる金融機関や借入条件で申し込んだ場合、ローン特約の適用をめぐってトラブルになることがあります。

売主側としては、買主の資金計画や事前審査の状況を確認しておくことが大切です。

一方で、買主側としては、契約後に速やかに住宅ローンの手続きを進める必要があります。

ローン特約は、手付解除とは異なります。

手付解除は、一定の条件のもとで手付金を放棄するなどして契約を解除するものです。

ローン特約は、住宅ローンの承認が得られなかった場合に、契約を白紙解除できることがある仕組みです。

そのため、手付金の扱いや解除の条件を契約前に確認しておくことが大切です。


東京の不動産で注意したいポイント

東京の不動産は価格が高くなりやすいため、買主が住宅ローンを利用するケースが多くあります。

売買代金が大きくなるほど、金融機関の審査や買主の自己資金、年収、既存借入れ、物件の担保評価などが重要になります。

また、東京では物件の種類や状態によって、金融機関の判断が変わることがあります。

たとえば、再建築不可物件、借地権付き建物、私道に接する不動産、築年数の古い建物、建物未登記の物件、検査済証がない建物などでは、融資審査が慎重になる場合があります。

古家付き土地や相続不動産では、建物を利用するのか、解体して土地として利用するのかによって、買主の資金計画や金融機関の見方が変わることもあります。

売主側から見ると、買付金額が高くても、買主の住宅ローンが通らなければ契約が進まない場合があります。

そのため、東京の不動産売却では、金額だけでなく、買主の資金計画、ローン利用の有無、融資承認の見込み、契約から決済までの期間を確認することが大切です。


ローン特約を確認するときに見たいこと

ローン特約を確認するときは、まず買主が住宅ローンを利用するかどうかを確認します。

そのうえで、借入予定額、金融機関、ローン承認取得期限、ローン特約による解除期限を確認します。

また、融資が承認されなかった場合に、どのような手続きで契約を解除するのか、手付金がどのように扱われるのかも確認が必要です。

売主側としては、契約前に買主の事前審査状況を確認しておくことが大切です。

特に、相続不動産、空き家、古家付き土地、私道、再建築不可、借地権付き建物などでは、買主のローン審査に影響する場合があります。

買主側の問題だけでなく、物件の状態や権利関係によって融資審査が進みにくくなることもあります。

そのため、売却前に登記、道路、境界、建物状態、借地関係、私道関係などを確認しておくことが大切です。

ローン特約は、売買契約後の重要な分岐点になりやすい条項です。

契約前に内容を確認し、分からない点は不動産会社や必要に応じて専門家に確認しながら進めることが大切です。


関連する用語

  • 売買契約書

  • 手付金

  • 手付解除

  • 決済

  • 引渡し

  • 購入申込書

  • 買付証明書

  • 仲介売却

  • 売出価格

  • 成約価格

  • 抵当権

  • 抵当権抹消

  • 契約不適合責任

  • 借地権付き建物

  • 再建築不可


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ローン特約に関係する不動産でお困りの方へ

ローン特約は、言葉の意味を知るだけでなく、住宅ローンの承認期限、解除条件、手付金の扱い、物件の担保評価、決済・引渡しまでの流れを確認することが大切です。

特に東京の相続不動産では、空き家、古家付き土地、私道、境界、再建築不可、共有持分、底地、借地権などが重なり、買主の住宅ローン審査や売買契約の進め方に影響する場合があります。

さくら都市デザインでは、東京の相続不動産、底地、借地権、共有持分、私道、空き家、古家付き土地など、整理が必要な不動産のご相談を承っています。

まずは現在の状況を確認するところからご相談ください。

 
 
 

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