土砂災害警戒区域とは
- 6月30日
- 読了時間: 4分
土砂災害警戒区域を一言でいうと
土砂災害警戒区域とは、がけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害のおそれがある区域として指定される区域のことです。
不動産を売却したり、相続した土地や建物を整理したりする際には、対象不動産が土砂災害警戒区域に含まれているかを確認することがあります。
土砂災害警戒区域の基本的な意味
土砂災害警戒区域は、土砂災害が発生した場合に、住民の生命や身体に危害が生じるおそれがある区域として指定されるものです。
一般的には、ハザードマップや自治体の公開資料などで確認できます。
土砂災害警戒区域に指定されているからといって、すぐに売却や利用ができなくなるわけではありません。
ただし、買主の検討、建築計画、金融機関の評価、保険、重要事項説明、売却価格、契約条件に影響する場合があります。
また、土砂災害警戒区域とは別に、より制限が強くなる場合がある区域や、がけ条例、擁壁の安全性、高低差、建築時の制限なども確認が必要になることがあります。
実務で問題になりやすい場面
土砂災害警戒区域は、がけ地や高低差のある土地、斜面に近い住宅地、古い擁壁がある不動産を整理する場面で問題になりやすい項目です。
たとえば、相続した実家が高台や斜面地にある場合、買主から土砂災害警戒区域に該当するかどうかを確認されることがあります。
また、古家付き土地や空き家を売却する場合には、建物の老朽化だけでなく、土地の高低差、擁壁の状態、隣地との位置関係も確認されることがあります。
土砂災害警戒区域に該当する場合でも、土地の広さ、道路付け、建物の状態、擁壁の状態、建築計画の立てやすさによって、整理の進め方は変わります。
そのため、区域指定の有無だけで判断せず、現地の状態や建築上の確認事項も含めて整理することが大切です。
東京の不動産で注意したいポイント
東京では、平坦な土地だけでなく、坂の多い住宅地や高低差のある土地も多くあります。
特に、城南・城西エリアや高台の住宅地、谷地形に近い場所などでは、がけ、擁壁、高低差、土砂災害警戒区域などの確認が必要になる場合があります。
相続した古い戸建や空き家では、建物だけでなく、敷地の一部が斜面になっていたり、古い擁壁が隣地との境界付近にあったりすることもあります。
このような不動産では、土砂災害警戒区域、がけ条例、擁壁の安全性、境界、接道、再建築の可否などを一体で確認することが大切です。
東京の不動産では、土地の価格が高い一方で、建築や解体に関する確認事項が複雑になることがあります。売却前に状況を整理しておくことで、買主への説明や条件調整が進めやすくなる場合があります。
土砂災害警戒区域を確認するときに見たいこと
土砂災害警戒区域を確認する際には、まず対象不動産の所在地をもとに、自治体のハザードマップや土砂災害関連の公開資料を確認します。
あわせて、敷地の高低差、がけの有無、擁壁の状態、隣地との位置関係、道路との高低差、過去の造成履歴なども確認したいポイントです。
建物がある場合には、建物の築年数、基礎の状態、ひび割れ、傾き、雨水の流れ、排水設備なども確認しておくとよいでしょう。
売却を検討する場合には、重要事項説明で説明が必要になる事項や、買主から確認されやすい点を整理しておくことが大切です。
必要に応じて、不動産会社、建築士、土地家屋調査士、行政窓口、擁壁や造成に詳しい専門業者などに確認しながら進めると安心です。
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土砂災害警戒区域は、言葉の意味を知るだけでなく、実際の不動産がどのような区域に入っているのか、がけや擁壁、高低差、建物の状態がどうなっているのかを確認することが大切です。
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