公正証書遺言とは
- 7月3日
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公正証書遺言を一言でいうと
公正証書遺言とは、公証役場で公証人が作成する遺言書のことです。
遺言者の意思をもとに、公証人が内容を確認しながら作成するため、形式面の不備が起きにくい遺言書として利用されることがあります。
公正証書遺言の基本的な意味
公正証書遺言は、公証役場で作成される遺言書です。
遺言者が財産の分け方や承継させたい内容を整理し、公証人がその内容を公正証書として作成します。作成には証人が必要になることがあり、事前に相続人、財産内容、不動産の情報などを整理しておくことが大切です。
公正証書遺言は、公証役場に原本が保管されるため、紛失や改ざんのリスクを抑えやすいとされています。
また、自筆証書遺言と比べて、相続発生後の確認手続きが進めやすい場合があります。ただし、遺言内容に不明確な点がある場合や、遺留分に関係する問題がある場合は、相続人間で調整が必要になることがあります。
実務で問題になりやすい場面
公正証書遺言があっても、不動産の相続では確認すべき点が残ることがあります。
たとえば、遺言書で「長男に自宅を相続させる」とされていても、他の相続人が遺留分を主張することがあります。
また、相続財産の多くが不動産で、預貯金が少ない場合、他の相続人に支払う代償金をどのように用意するかが問題になることがあります。
不動産の表示が古いままになっている場合や、共有名義、底地、借地権、再建築不可物件、古いアパートなどが含まれている場合は、遺言書の内容どおりに名義変更や売却を進められるかを確認する必要があります。
さらに、遺言執行者が指定されているかどうかによって、相続発生後の手続きの進め方が変わる場合があります。
東京の不動産で注意したいポイント
東京の不動産は価格が高く、相続財産の大部分を不動産が占めることがあります。
そのため、公正証書遺言で特定の相続人に不動産を承継させる内容になっている場合、他の相続人との関係や遺留分の整理が問題になることがあります。
たとえば、都内の実家、古いアパート、底地、借地権、共有名義の不動産などは、評価額が大きくなりやすい一方で、すぐに現金化できるとは限りません。
借地人や地主との関係、共有者の意向、私道承諾、境界・測量、建物老朽化、残置物、解体費などを確認する必要がある場合もあります。
公正証書遺言を作成する場合も、相続発生後に確認する場合も、不動産の評価額だけでなく、実際の売却可能性や管理負担、関係者の意向を整理しておくことが大切です。
公正証書遺言を確認するときに見たいこと
公正証書遺言を確認するときは、まず遺言書の内容を確認します。
誰にどの財産を引き継がせるのか、不動産の表示が明確か、遺言執行者が指定されているか、遺留分に関係する問題がないかを整理します。
不動産がある場合は、登記事項証明書、固定資産税評価額、課税明細書、査定価格、抵当権の有無、共有名義の有無などを確認します。
また、預貯金や有価証券、借入れ、住宅ローン、税金の滞納など、他の財産や債務も合わせて確認することが大切です。
公正証書遺言の内容や相続手続きについては、法律や税務の判断が必要になる場合があるため、弁護士、司法書士、税理士、公証役場などに確認しながら進めることが大切です。
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公正証書遺言は、言葉の意味を知るだけでなく、遺言書の内容、相続人の関係、遺留分、不動産の評価、売却や管理のしやすさを確認することが大切です。
特に東京の相続不動産では、実家、空き家、共有名義、底地、借地権、古いアパート、再建築不可、建物老朽化などが重なり、遺言書どおりに整理を進めにくい場合があります。
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