成年後見人とは
- 7月3日
- 読了時間: 4分
成年後見人を一言でいうと
成年後見人とは、認知症や障がいなどにより判断能力が十分でない方に代わって、財産管理や契約手続きなどを行う人のことです。
不動産の場面では、本人が所有している不動産を管理したり、必要に応じて売却の手続きを検討したりする際に関係することがあります。
成年後見人の基本的な意味
成年後見人は、本人の判断能力が十分でない場合に、家庭裁判所によって選任されることがあります。
成年後見人は、本人の財産を守る立場として、預貯金の管理、不動産の管理、施設費用や生活費の支払い、契約手続きなどを行うことがあります。
不動産を所有している場合、成年後見人が関係すると、本人の意思だけでなく、本人の利益を守る観点から手続きを確認する必要があります。
特に、居住用不動産の売却や処分を行う場合には、家庭裁判所の許可が必要になることがあります。売却を検討する場合は、不動産会社だけでなく、司法書士、弁護士、家庭裁判所などに確認しながら進めることが大切です。
実務で問題になりやすい場面
成年後見人が問題になりやすいのは、本人名義の不動産を売却したい場合です。
たとえば、本人が施設に入所し、自宅に戻る見込みが少ない場合でも、家族だけの判断で本人名義の不動産を売却できるとは限りません。
成年後見人が選任されている場合は、売却が本人のためになるのか、売却代金をどのように管理するのか、居住用不動産にあたるのかなどを確認する必要があります。
また、相続対策や家族の都合だけを理由に売却しようとすると、手続きが進めにくくなる場合があります。成年後見制度では、本人の利益を守ることが重視されるためです。
共有名義の不動産でも、共有者の一人に成年後見人が付いている場合、共有不動産全体の売却や持分整理に影響することがあります。
東京の不動産で注意したいポイント
東京の不動産は価格が高く、本人名義の自宅や収益不動産が大きな財産になっていることがあります。
たとえば、都内の実家、古いアパート、底地、借地権、共有名義の不動産などを本人が所有している場合、管理や売却の判断に成年後見人が関係することがあります。
また、空き家になっている自宅、老朽化した建物、借地人や地主との関係がある不動産、私道や境界の確認が必要な不動産では、売却条件の整理に時間がかかることがあります。
成年後見人が関係する不動産では、価格だけでなく、本人の生活状況、管理費や固定資産税の負担、売却の必要性、家庭裁判所の許可の有無などを確認することが大切です。
成年後見人を確認するときに見たいこと
成年後見人が関係する不動産を確認するときは、まず本人の名義と成年後見人の選任状況を確認します。
登記事項証明書で不動産の所有者を確認し、成年後見登記事項証明書などで成年後見人が選任されているかを確認することがあります。
次に、不動産の内容を確認します。自宅なのか、収益不動産なのか、空き家なのか、共有名義なのか、抵当権や差押えがあるのかを整理します。
売却を検討する場合は、売却理由、本人の生活状況、売却代金の使い道、居住用不動産にあたるか、家庭裁判所の許可が必要かを確認することが大切です。
法律的な判断が必要になることが多いため、弁護士、司法書士、家庭裁判所、不動産会社などに確認しながら進めることが大切です。
関連する用語
関連するページ・事業紹介
成年後見人に関係する不動産でお困りの方へ
成年後見人は、言葉の意味を知るだけでなく、本人の判断能力、成年後見人の権限、不動産の名義、売却の必要性、家庭裁判所の許可の有無を確認することが大切です。
特に東京の相続不動産では、実家、空き家、共有名義、底地、借地権、古いアパート、再建築不可、建物老朽化などが重なり、不動産の管理や売却の進め方に影響する場合があります。
さくら都市デザインでは、東京の相続不動産、共有持分、底地、借地権、私道、名義や権利関係に確認が必要な不動産など、整理が必要な不動産のご相談を承っています。
まずは現在の状況を確認するところからご相談ください。

コメント