配偶者居住権とは
- 7月3日
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配偶者居住権を一言でいうと
配偶者居住権とは、亡くなった方の配偶者が、一定の条件のもとで自宅に住み続けられる権利のことです。
相続が発生した後も、配偶者が住み慣れた自宅に住み続けられるようにするための制度として設けられています。
配偶者居住権の基本的な意味
配偶者居住権は、相続が発生したときに、亡くなった方の配偶者が自宅に住み続けるための権利です。
たとえば、夫が亡くなり、妻がその自宅に住んでいた場合、遺産分割や遺言書の内容によって、妻が配偶者居住権を取得することがあります。
この場合、自宅の所有権そのものを配偶者が取得しなくても、一定の範囲でその自宅に住み続けられる場合があります。
一方で、配偶者居住権が設定されると、その不動産を所有する人と、住む権利を持つ人が分かれることがあります。そのため、将来の売却、建替え、管理、相続人間の関係に影響する場合があります。
実務で問題になりやすい場面
配偶者居住権が問題になりやすいのは、相続財産の多くを自宅不動産が占めている場合です。
たとえば、配偶者が自宅に住み続けたい一方で、子どもなど他の相続人が不動産の売却や分割を希望する場合、意見が分かれることがあります。
配偶者居住権を設定することで、配偶者の住まいを確保しながら、所有権を他の相続人が取得する形を検討できる場合があります。
ただし、配偶者居住権がある不動産は、通常の所有権だけの不動産とは異なり、売却や活用の自由度に影響することがあります。
また、配偶者が亡くなった後、その不動産をどうするのか、誰が管理費や固定資産税、修繕費を負担するのかなども確認しておくことが大切です。
東京の不動産で注意したいポイント
東京の不動産は価格が高く、自宅が相続財産の大部分を占めることがあります。
そのため、配偶者が住み続けることと、他の相続人の取り分をどう整理するかが問題になる場合があります。
たとえば、都内の実家に配偶者が住み続ける一方で、子どもが代償金を希望する場合や、将来的な売却を考えている場合は、配偶者居住権の設定が不動産の整理に影響することがあります。
また、古い建物、再建築不可物件、私道に接する土地、共有名義、底地・借地権が関係する不動産では、配偶者居住権だけでなく、建物の維持管理や将来の売却可能性も確認する必要があります。
配偶者の生活を守ることと、不動産を将来どう整理するかを分けて考えることが大切です。
配偶者居住権を確認するときに見たいこと
配偶者居住権を確認するときは、まず亡くなった方と配偶者の居住状況を確認します。
相続開始時に配偶者がその建物に住んでいたか、遺言書や遺産分割協議で配偶者居住権を取得する内容になっているかを確認します。
次に、不動産の内容を確認します。登記事項証明書、固定資産税評価額、課税明細書、建物の状態、土地の権利関係、抵当権の有無などを整理します。
また、配偶者以外の相続人の意向、遺留分、代償分割、将来の売却可能性、管理費や修繕費の負担も確認することが大切です。
配偶者居住権は法律や税務の判断が関係するため、弁護士、司法書士、税理士、不動産会社などに確認しながら進めることが大切です。
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配偶者居住権は、言葉の意味を知るだけでなく、配偶者の居住状況、遺産分割の内容、不動産の状態、相続人の意向、将来の売却可能性を確認することが大切です。
特に東京の相続不動産では、実家、空き家、共有名義、底地、借地権、再建築不可、私道、建物老朽化などが重なり、配偶者が住み続けることと不動産の整理を両立しにくい場合があります。
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