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東京シリーズ|長屋・連棟式建物

東京で長屋・連棟式建物を整理する前に確認したいこと

隣家との接続・切り離し・再建築・売却方法の整理ポイント

東京で相続した建物や古い住宅を調べたところ、長屋や連棟式建物だったと分かることがあります。

長屋・連棟式建物とは、複数の住戸や建物が壁や構造の一部を共有しながら連なっている建物のことです。

見た目は一戸建てのように見える場合でも、隣家と壁や屋根、柱、基礎などがつながっていることがあります。

そのため、通常の一戸建てと同じ感覚で、自由に解体、建替え、売却できるとは限りません。

特に東京の古い住宅地では、長屋や連棟式建物が残っていることがあり、相続や売却の場面で初めて問題が表面化することがあります。

長屋・連棟式建物は、価値がない不動産ではありません。

ただし、隣家との接続状況、建物の構造、切り離しの可否、再建築可否、境界、売却方法を整理しながら、現実的な進め方を考える必要があります。

本ページでは、東京で長屋・連棟式建物を整理する前に確認したいポイントを、実務の視点から解説します。

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この記事の結論

東京で長屋・連棟式建物を整理する際は、まず「隣家との接続状況・建物構造・切り離し可否・再建築可否・売却方針」を確認することが大切です。

  • 隣家とどの部分がつながっているか確認する

  • 建物構造や老朽化の状況を確認する

  • 解体や切り離しが可能か確認する

  • 前面道路や接道条件、再建築可否を確認する

  • 現況で売却するか、条件整理後に売却するかを比較する

長屋・連棟式建物は、価格だけで判断しにくい不動産です。

建物の構造、隣家との関係、道路条件を整理したうえで、現実的な進め方を検討することが重要です。

1. 東京で長屋・連棟式建物が問題になりやすい理由

東京には、古くからの住宅地が多くあります。

その中には、昔からの長屋や連棟式建物が残っている地域があります。

親世代が長年住んでいた建物では、普段の生活で隣家との構造的なつながりを意識することは少ないかもしれません。

しかし、相続、売却、解体、建替えを考えたときに、隣家との接続や建物構造の問題が表面化することがあります。

長屋や連棟式建物では、自分の建物だけを解体したくても、隣家の壁や屋根、構造に影響する可能性があります。

また、切り離し工事が必要になる場合や、そもそも単独での建替えが難しい場合もあります。

東京の長屋・連棟式建物で起こりやすいこと

東京で長屋・連棟式建物を整理する場合、次のような問題が重なることがあります。

  • 隣家と壁や屋根がつながっている

  • どこまでが自分の建物か分かりにくい

  • 建物の構造が古く、老朽化している

  • 自分の建物だけを解体できるか分からない

  • 切り離し工事が必要になる

  • 隣家所有者の理解や協力が必要になる

  • 切り離し後の補修費用がかかる

  • 前面道路や接道条件の確認が必要になる

  • 単独で再建築できるか分からない

  • 境界や測量が未整理になっている

  • 買主や金融機関が慎重になることがある

  • 相続人の間で売却方針がまとまっていない

長屋・連棟式建物は、建物だけの問題ではなく、隣家、構造、道路、境界、相続人の意向が重なりやすい不動産です。

2. 最初に確認したいこと

長屋・連棟式建物を整理する際は、まず建物の構造と隣家との接続状況を確認します。

通常の一戸建てと同じように考えるのではなく、どの部分がつながっていて、どこまで単独で判断できるのかを整理することが大切です。

隣家との接続状況

まず確認したいのは、隣家とどの部分がつながっているかです。

壁、屋根、柱、基礎、外壁、配管などが関係することがあります。

見た目では別々の建物に見えても、内部構造や屋根部分でつながっている場合があります。

解体や売却を考える前に、現地確認が必要です。

建物の構造と老朽化

建物の構造や老朽化の状況を確認します。

木造なのか、どのように隣家と接続しているのか、雨漏りや傾き、外壁の劣化があるかを確認します。

長屋や連棟式建物は、築年数が古いことが多く、修繕や解体の判断が難しくなることがあります。

切り離しの可否

自分の建物だけを解体する場合、隣家と切り離せるかを確認する必要があります。

切り離し工事では、隣家側の壁の補修、防水、構造補強などが必要になる場合があります。

単に自分の建物を壊せばよいわけではないため、工事費用や隣家との調整を含めて検討する必要があります。

道路・接道条件

長屋・連棟式建物では、前面道路や接道条件の確認も重要です。

自分の敷地だけで建築基準法上の接道条件を満たしているか、再建築できるかを確認します。

建物が建っているからといって、現在も同じように建て替えられるとは限りません。

3. 長屋・連棟式建物を整理する主な選択肢

長屋・連棟式建物は、建物状態や隣家との接続状況によって、進め方が変わります。

現況で売却する方法もあれば、隣家と調整する方法、条件を整理してから売却する方法もあります。

現況のまま売却する

長屋・連棟式建物であることを説明したうえで、現況のまま売却する方法です。

切り離しや解体を行わず、買主に建物状態や隣家との接続状況を理解してもらったうえで検討してもらいます。

ただし、買主層や価格、契約条件には影響する可能性があります。

条件を整理してから売却する

売却前に、隣家との接続、建物状態、再建築可否、境界、道路条件を整理する方法です。

買主が確認したい事項を事前に整理しておくことで、検討しやすくなる場合があります。

調査には時間がかかることがありますが、売却条件を整理しやすくなります。

隣家と調整する

隣家所有者と相談し、切り離し、修繕、同時売却、将来の建替えなどを検討する方法です。

隣家も老朽化や売却を考えている場合、双方で整理する選択肢が出ることがあります。

ただし、隣家の意向や事情によって進め方は変わります。

解体・切り離しを検討する

建物を解体する場合、自分の建物だけを安全に切り離せるかを確認します。

切り離し工事には、隣家側の補修、防水、構造確認などが関係します。

費用が大きくなる場合もあるため、解体してから売るのか、現況で売るのかを比較することが大切です。

4. 長屋・連棟式建物で確認したい4つのポイント

長屋・連棟式建物を整理する際は、特に次の4つを確認すると進め方が見えやすくなります。

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どこがつながっているか

隣家とどの部分がつながっているかを確認します。

壁、屋根、柱、基礎、外壁など、建物の接続状況によって解体や修繕の難易度が変わります。

現地を確認し、必要に応じて建築や解体の専門家に見てもらうことが大切です。

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切り離しできるか

自分の建物だけを解体・撤去できるかを確認します。

切り離し後に、隣家の壁や屋根、防水、構造に影響が出る場合があります。

切り離しが可能かどうかだけでなく、費用や隣家との調整も確認する必要があります。

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再建築できるか

長屋や連棟式建物では、自分の敷地だけで再建築できるかを確認します。

接道条件、敷地形状、境界、道路幅員などが関係します。

建替えできるかどうかは、売却価格や買主の検討に大きく影響します。

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隣家と調整できるか

隣家所有者と連絡が取れるか、話し合いができるかを確認します。

切り離し、修繕、同時売却、境界確認などでは、隣家との関係が重要になります。

相続で取得した場合、親世代の近隣関係や過去の経緯を確認しておくことも大切です。

5. 売却価格だけで判断しにくい理由

長屋・連棟式建物は、土地の広さや駅距離だけでは価格を判断しにくい不動産です。

隣家との接続状況、切り離しの可否、再建築可否、建物状態が売却条件に影響するためです。

通常の一戸建てとは異なる

長屋や連棟式建物は、見た目が一戸建てに近くても、隣家と構造の一部を共有していることがあります。

そのため、通常の一戸建てと同じように解体や建替えができるとは限りません。

買主は、建物構造や隣家との接続状況を確認します。

切り離し費用が影響する

自分の建物だけを解体する場合、切り離し工事が必要になることがあります。

隣家側の補修、防水、外壁処理、構造確認などが関係し、費用が大きくなる場合があります。

この費用が、売却条件や買主の検討に影響することがあります。

再建築可否が影響する

長屋・連棟式建物では、自分の敷地だけで再建築できるかを確認する必要があります。

再建築できる場合とできない場合では、買主層や価格の考え方が変わります。

道路条件や接道状況を早めに確認することが重要です。

隣家との関係が影響する

解体、切り離し、修繕、境界確認などでは、隣家との関係が重要になります。

隣家所有者と連絡が取れない場合や、意向が合わない場合、整理に時間がかかることがあります。

売却前に、どこまで調整が必要かを確認しておくことが大切です。

6. 事例から考える

相続した建物が連棟式だったケース

東京の古い住宅地にある建物を相続したケースです。

相続人は、当初は普通の古家付き土地として売却できると考えていました。

しかし、現地を確認すると、隣家と壁や屋根がつながっている連棟式建物でした。

建物も古く、売却する場合には、現況のまま売るのか、切り離しや解体を検討するのか、再建築できるのかを確認する必要がありました。

また、隣家所有者との関係や、過去にどのような取り決めがあったのかも確認が必要でした。

このような場合、すぐに売却価格だけを確認するのではなく、次の点を整理することが大切です。

  • 隣家とどこがつながっているか

  • 建物の構造はどうなっているか

  • 老朽化の状況はどうか

  • 自分の建物だけを切り離せるか

  • 切り離しにどのくらい費用がかかりそうか

  • 隣家所有者と連絡が取れるか

  • 再建築できる土地か

  • 前面道路や接道条件に問題はないか

  • 境界や測量が整理されているか

  • 現況で売却する場合の買主層はどうか

長屋・連棟式建物は、建物構造と隣家関係を整理することで、現実的な進め方が見えてくることがあります。

7. よくある誤解と注意点

長屋・連棟式建物は、見た目だけでは通常の一戸建てとの違いが分かりにくいことがあります。

しかし、売却や解体、建替えの場面では、隣家との接続状況が大きく影響します。

誤解1:自分の建物だから自由に解体できる

自分の所有建物であっても、隣家と構造がつながっている場合、自分の建物だけを簡単に解体できるとは限りません。

切り離し工事や隣家側の補修が必要になることがあります。

解体前に、隣家との接続状況を確認することが大切です。

誤解2:古い建物は壊して更地にすればよい

古い建物でも、長屋や連棟式の場合は、解体に注意が必要です。

また、解体後に単独で再建築できるかどうかも確認する必要があります。

解体してから判断するのではなく、解体前に再建築可否や道路条件を確認することが重要です。

誤解3:隣家とは関係なく売却できる

現況のまま売却できる可能性はあります。

ただし、買主は隣家との接続状況、切り離しの可否、将来の建替えを確認します。

隣家との関係をまったく確認せずに進めると、売却条件に影響することがあります。

誤解4:長屋・連棟式建物は売却できない

長屋や連棟式建物でも、売却できる可能性はあります。

ただし、通常の一戸建てとは異なり、建物構造、隣家との関係、再建築可否、買主層を整理する必要があります。

大切なのは、問題を隠すことではなく、買主に説明できる状態にしておくことです。

8. さくら都市デザインの視点

さくら都市デザインでは、長屋・連棟式建物を、単なる古い建物としてではなく、隣家との接続、切り離し、再建築可否、境界、売却方法が重なった不動産として整理します。

東京の古い住宅地では、長屋や連棟式建物が今も残っていることがあります。

相続した建物や長年所有している建物が、実は隣家とつながっていたというケースもあります。

そのため、最初から売却価格だけを見るのではなく、まずは建物構造、隣家との接続状況、切り離しの可否、道路条件、境界を確認することが重要です。

現況のまま売却するのか、条件を整理してから売却するのか、隣家と調整するのか、解体や切り離しを検討するのか。

状況によって適した進め方は変わります。

「長屋かもしれない」「隣家とつながっている建物を相続した」「売却や解体の進め方が分からない」という段階でも、ご相談いただけます。

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よくある質問(FAQ)

東京で長屋・連棟式建物にお困りの方へ

東京で長屋や連棟式建物を所有している場合、通常の一戸建てと同じようには判断できないことがあります。

隣家との接続、切り離し、老朽化、再建築可否、境界、道路条件、売却方法などが重なることで、整理の進め方が難しくなることがあります。

さくら都市デザインでは、東京の長屋・連棟式建物について、建物構造、隣家との接続状況、切り離しの可否、再建築可否、境界、売却方法などを整理し、状況に合わせた進め方をご提案します。

まずは現在の状態を確認するところからご相談ください。

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